2009年1月20日火曜日
厄年について
厄年は、厄難にあうおそれの多い年であると考えられています。
本来「やくどし」は、人の成長段階において役割が大きく変わる、『役年』ともいわれ、
大切な節目として、不浄をさけ、年祝いを行う、一生の晴れの機会でした。
迷信といわれるとそれまでですが、男女ともそのころ社会的、肉体的にも曲がり角。
転機にあたる年ともいえます。また、俗っぽいですが、油ののったいい時期ともいえます。
そういう時期に、人生の節目として災難にあわぬよう心がける事は大変いいことではないでしょうか。
毎年、2月19日英賀神社『厄除祭』があります。厄神さんといって、
前厄、本厄、後厄の男性が厄神講を組み御奉仕します。
特に、男性の42歳、女性の33歳は大厄といわれ、必ず、厄祓いを受けます。
昔から、厄年に、大きな行事(新築など)、また大判振舞いなどをして、散財すると、
厄を逃れられると、いわれています。
このあたりでは、男性には、お嫁さんの実家から、厄除けの火箸を贈る風習があります。
姫路だと、やはり明珍さんのものでしょう。
また女性には、七色の身につける長いものを身近な人が贈ります。鱗柄のものも魔除けになるといわれています。
昔は、腰紐、帯締、帯揚げなどが多かったようです。←ながいものに巻かれろということらしい
最近は男女問わず、贈る方、贈る品に、拘らずに、身近な人が贈られたらいいと思います。
アクセサリー、指輪、財布、マフラー、念珠、風呂敷、ネクタイ、ベルト・・・・・etc.
ちなみに、厄除けの品を贈る時期ですが、数え年の考え方なので、年が明けると
厄年に入っていますので、前年の年末か年が明けてすぐ、または厄神さんの時期の
いづれかが良い思います。
←これは、名刺入れと金封帛紗
◆3年間無事に厄を逃れられたら、感謝の意をこめて、必ず厄晴れの内祝いをしましょう。
◆今年の厄年の人
男 性 女 性
25歳(昭和60年生)丑 19歳(平成 3年生)未
41歳(昭和44年生)酉 前厄 32歳(昭和53年生)午
42歳(昭和43年生)申 本厄 33歳(昭和52年生)巳
43歳(昭和42年生)未 後厄 34歳(昭和51年生)辰
61歳(昭和24年生)丑 37歳(昭和48年生)丑
0 件のコメント:
コメントを投稿